●海外ラウンジ系が使えるカード
〜プライオリティパスとダイナース〜
- 「えーー、次のフライトまで 6 時間待ち…。」なんてことは、航空会社のアライアンスが発達して結構乗り継ぎやすくなった現在でも、格安航空券や安い正規割引では同じ航空会社しか乗り継げなかったりして、ちょっとマイナーな都市に飛ぼうとしたらよくあることです。私は一年に一回ポルトガルへ行くのですが、以前まで TAP( ポルトガル航空 ) はスターアライアンスに加盟しておりませんでしたので、フランクフルトでいつも 7 時間待ちでした。現在でも 4 時間待ちです。
- まあそんなときでも、ビジネスやらファーストクラスに乗られるような方だと航空会社のラウンジが使えますのでそんなに大変ではないでしょうけど、貧乏旅行人には時間をどうしてつぶそうか悩むところです。初めての空港であればそれなりに時間はつぶせるでしょうけど、二、三回目となればはっきり言ってどんなに素晴らしい空港でも飽きます。
- そこで強い味方なのが、プライオリティパスです。これは言えば航空会社のラウンジの会員証みたいなもので、これを持っていると提携しているラウンジを使うことが出来ます。
- ここで「スーパーフライヤーズカードやらグローバルクラブを持っている俺には関係ない」なんて言う方もいるでしょう。それに、今年スターアライアンスゴールドやらワンワールドサファイアになったので、その優越感を享受したいなんて言う方もいるでしょう。「でも！その空港にアライアンス系ラウンジがあるとは限りません」。ポルトガルでも小さな島だと、その航空会社用のラウンジしか有りません。
- でも、安心してください。「プライオリティパス」は、かなりマイナーな場所でも使えます。でも、日本では成田しか使えません。マイナーなんですねえ……。
- 元々プライオリティパスに自分で入ろうとすると年会費が USD100 ほどいるうえに、一度利用毎に USD27 もかかって誰が入るねんっていうサービスですが、スポーツクラブなどと同じで法人契約をすればかなり安くなります。そしてその法人契約をしてくれているのがカード会社です。
- そんな高級な年会費なのでさすがに無料のカードには付いてません。元々JCB ザ・クラスやAMEX プラチナなんていう、プラチナ系カード以上( 個人的感覚で年会費 5 万以上 )に付帯していたものですが、セゾン AMEX プラチナ( 年会費 21000 円 )で付帯して一気に敷居が下がった気がします。
- そして 2007 年ついに最安値（なんか変な言い方ですが)で出たのが楽天プレミアムカードです。まあプレミアムって言っているけど、券面を見ても位置づけはゴールドだと思います。なんかある情報では限度額が 30 万ぐらいしか出ない人も居るらしいので到底数百万の限度額を対象としたカードではありません。ただ、これの年会費は 10500 円です。普通のゴールドカードを持つぐらいであれば、還元率 1% のこのカードを作ってプライオリティパスもついでに GET しない手は有りません。
- クレジットカード系での空港ラウンジ利用ではプライオリティパスともう一つがダイナースも、世界のいくつかの都市に独自のラウンジや提携ラウンジがあります。が、最近提携数が減ってきているので、ラウンジ目的にこれを作るのは少し考えた方がいいです。ただまあ、ラウンジマニアでプライオリティパスと違うラウンジに入りたいという方は是非作ってみてください。ちなみに、フランクフルトはエミレーツ航空のラウンジでした。ターミナル E の端に有るので、がらがらでいい感じ。だれも居ないし。ここで時間をつぶしてプライオリティパスで CX のラウンジに行くのが私のいつものコースです。JAL のさくらラウンジ。
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