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通常入力モード

Format として受け渡される文字列入力された物は特殊文字以外全て Keyword として扱われます。日本語、アルファベット、機種依存文字なんでも大丈夫です。ただし、NULL は文字として渡しますと、それ以降の FORMAT が読まれませんので、$00 もしくは \0 と 16 進数入力モード,エスケープモードで受け渡すようにしてください。

記号 移行モード 備考
\ エスケープモードになります  
$ 16 進数入力モードになります  
other 通常の出力 Keyword

16 進数入力モード

'$'に続けて書かれる 2 文字は 16 進コードとして処理されます。 Keyword になります
'$'の後に続く文字には 0-9 と A-F , a-f を使用できます。それ以外の文字列が来た場合、 '$' の次の場合には通常出力になり、2 文字目の場合は無視されます。

入力 出力
$01 0x01 として出力
$0T 0x00 として出力
$T0 'T' と '0' として出力

エスケープモード

'\'に続けて書かれると文字列は '\' と合わせてエスケープモードとして処理されます

記号 入出力される物 変数入力位置 暗号時の設定 複合化時の取得 変数格納方式 備考
F,f ファイル名 MI_FileInfo::FileName 自動 文字型  
C,c CRC32 MI_FileInfo::CRC32 自動 数値型  
H,h CRC16 MI_FileInfo::CRC16 自動 数値型  
X,x ファイルサイズ MI_FileInfo::FILESIZE 自動 数値型  
S,s ファイルサイズ MI_FileInfo::FILESIZE 自動 文字型 文字型変換後格納
A,a ファイルの属性 MI_FileInfo::ATTRIB 自動 数値型  
T,t タブ文字列( 0x09 ) (none) Keyword
R,r CR( 0x0d ) (none) Keyword
N,n LF( 0x0a ) (none) Keyword
0-9 0x00 〜 0x09 (none) Keyword
D,d ファイル作成日入出力モードに移行
E,e 拡張文字入出力モードに移行
U,u ダミー文字列入出力モードに移行
other 通常の出力 (none) Keyword


ファイル作成日入出力モード

"\D"に続けて書かれると文字列は "\D" と合わせて「ファイル作成日入出力モード」として処理されます
ファイル時間をを司る FILETILE 型は HIGH と LOW の 2 つの Integer 型からなるため、埋め込みもこの 2 つを HIGH , LOW の順番で保存していきます。このモードでの数値型の出力方式は、「ファイル作成日入出力モード」に移る際使用した D または d で行います。

記号 入出力される物 変数入力位置 暗号時の設定 複合化時の取得 変数格納方式 備考
0 作成時間 MI_FileInfo::CreationTime 自動 数値型  
1 最終アクセス時間 MI_FileInfo::LastAccessTime 自動 数値型  
2 最終書込時間 MI_FileInfo::LastWriteTime 自動 数値型  
other 通常の出力 (none) Keyword



拡張文字入出力モード

"\E"に続けて書かれると文字列は "\E" と合わせて「拡張文字入出力モード」として処理されます
このモードでの文字型もしくは数値型の出力方式は、「拡張文字入出力モード」に移る際使用した E または eで行います。

記号 入出力される物 変数入力位置 暗号時の設定 複合化時の取得 変数格納方式 備考
0-9 拡張文字列 0-9 にセットされた文字列 MI_FileHikisu::EX::ExStr[0-9] 設定可(※1) 文字型  
A-C 拡張 integer 列 0-2 にセットされた数値 MI_FileHikisu::EX::ExInt[0-2] 設定可 数値型  
other 通常の出力 (none) Keyword

※1:ExStr::Flag に設定したフラグが 1 の場合は ExStr::Data が出力され、それ以外の場合は NULL が出力されます



ダミー文字入出力モード

"\U"に続けて書かれると文字列は "\U" と合わせて「ダミー文字入出力モード」として処理されます
このモードでの数値型の出力方式は、「ダミー文字入出力モード」に移る際使用した U または uで行います。

このモードは、「文字列の長さ」+「文字列」という「数値型」+「文字型(パターン1,長さ出力無し)」という出力を行います。文字列の長さは最大 250 bytes です。これを越えると 0 になってしまいます。

記号 入出力される物 変数入力位置 暗号時の設定 複合化時の取得 変数格納方式 備考
I,i ダミー文字列の中にある、 integer( 4bytes ) の長さと文字列 MI_FileHikisu::SKIP::IntSkip 設定可 特殊型 ※2
S,s ダミー文字列の中にある、short( 2bytes ) の長さと文字列 MI_FileHikisu::SKIP::ShortSkip 設定可   特殊型 ※2
C,c ダミー文字列の中にある、char( 1byte ) の長さと文字列 MI_FileHikisu::SKIP::CharSkip 設定可 特殊型 ※2
other 通常の出力 (none) Keyword

※2:ダミー文字の出力はモード移行に用いる記号( I,i,S,s,C,c )により以下のようになります。

入力 Flag の数値 数値出力 文字列出力
大文字 不定 MI_SKIP_IntegerStr::StLen MI_SKIP_IntegerStr:StLen 長の不定文字列
小文字 1以外 MI_SKIP_IntegerStr::StLen MI_SKIP_IntegerStr:StLen 長の不定文字列
小文字 1 MI_SKIP_IntegerStr::isDATA の長さ(bytes) MI_SKIP_IntegerStr::isDATA

 


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